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雪と菫青石

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妹は心配性

「……突然押し掛けてすまなかった」
「いや、暇だったから別にいいけど。どうした?なんかあったのか?」
「話せば長くなるのだが---------事の起こりは昨夜、私の帰りが遅くなってな」
「うん」
「帰宅途中に松本どのに捕まって、恋次の家で酒盛りをするからと連れていかれて
 そのまま深夜まで……一応家には連絡をしたのだが」
「うん、それで?」
「私の帰宅を待っておられた兄様に、とても怒られた」
「まあそうだろうな」
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テーマ:二次創作小説 - ジャンル:アニメ・コミック

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可愛い小鳥2

「隊長」
「なんだ」
「マニュアルの表紙にイラストって本当に必要でしたか」
「ルキアのデザインした月の輪熊の『一人で殺れるもん!』くんに何か文句があるのか」
「ああもう名前までついていましたか」
「そしてこれが---------『一人で殺れるもん!』くんのイラストを忠実に再現した戦闘用義骸だ」
「無駄に仕事早え!じゃなくて!何に使うんすか、こんなもん!」
「今度の演習で、虚役として戦闘に参加する」
「新人が泣くからやめてください」
「演習にもそれなりの緊張感が必要だ」
「確かに変な緊迫感出そうっすけどね。こいつ三人くらい殺ったことのある目をしてますよ」
「お前にはこれに入って新人を指導してもらいたい」
「無理っす」
「なぜだ」
「辞めますよ、せっかく入った新人が!貴重な人材が!!
 何が嬉しくって演習で熊に入った副隊長に脅されなきゃなんないんだって!
 最近の新人はメンタル弱いんだから、その辺考慮しましょうよ!」
「なにをいきり立っておるのだ、恋次。熊の義骸がなんだというのだ。
 私など、今度の演習では猫耳と猫尻尾をつけてにゃおーと脅かす役目なのだぞ!」
「俺今から十三番隊に移動願い出しても」
「それは許さぬ。ルキア---------何か用か」
「いえ、兄様。実は恋次に……」
「ああ、俺が呼び出したんです。昼一緒にどうかって。俺、昨日非番だったんで」
「貴様の非番とルキアの昼食になんの関係が」
「罠を仕掛けるのは久しぶりだったんですけど、これが思いのほか上手くいって」
「何の話だ」
「何って、焼き鳥っす。すず---------」
「ああっ!兄様!どちらへ行かれるのですか、兄様ーっ!」
「早いっ……見えなかった------また早くなった、隊長の瞬歩っ!!」

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可愛い小鳥

「呼び出してすまなかったな、白哉」
「……用とは何か」
「今度のうちとそっちの合同演習用のマニュアルな、全隊士に配るやつ。
 あれの草案ができたからお前にも目を通してもらいたくて」
「……この表紙の絵は」
「あっ、あの……私が描きました、兄様!」
「悪くはない」
「良く描けてるだろう、そう思わないか白哉?朽木は本当に絵が上手いなあ」
「二種類あるようだが」
「どっちを採用するか迷ってるからお前を呼んだんだ。意見を聞きたくてな。
 こっちの熊もいいけど、こっちのウサギとキリンもいいよな!」
「ルキア。今回の絵のテーマはなんだ」
「はい。『一度飼ってみたい動物』で統一いたしました」
「ペットか。しかし大型獣の世話は--------」
「わかっております、飼うからには自分できちんと責任をとらねばならぬと。
 しかしこのような激職では、それもままならないことです。
 ですから、せめて絵の中では自由に動物と戯れたいと……」
「真面目なんだな、朽木は。ウサギくらいならなんとかなるんじゃないのか?
 ところでこっちの熊の絵なんだが、青空に小鳥なんていたらもっと可愛いんじゃないかなー」
「え?浮竹隊長、鳥は食料ですが?」
「ええっ?」
「ペットは愛玩動物、つまり愛でて楽しむものですが、鳥は食料です」
「だってお前、隊の裏庭で米撒いて雀呼んだりとか」
「懐かしかったので、つい。子供の頃、恋次とよく捕らえて食べました」
「鳩も好きって言ってなかったか」
「弓矢でないと獲れませんでしたが、鳩は美味しくて好きです」
「じゃあ前に、阿散井とカラスを餌付けしようとしてたのも」
「ちょっと固いですが、カラスのお肉も美味しいですよ」
「…………あの、ちょっと、朽木……その、まさかお前今でも雀捕まえたりとか」
「瀞霊廷では雀が少なくてなかなか……調理の時にひと手間かければ骨ごと食べられる良い鳥なのですが」
「うんわかった!それ以上は白哉が泣くからやめてあげて!」

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お見合い

「悪い、遅くなった」
「いや、非番の日にいきなり呼び出してすまなかった」
「で、俺に相談ってなんだ?」
「その…実はお前に頼みたい事があるのだ。見合いの事で」
「みっ!見合いっ!」
「私のではない。実は私には、弟のように思っている奴がおるのだが…
 名をジョンという。そのジョンの見合いの事だ」
「……えーと?そのジョンって……?」
「うむ、ジョンは複雑な育ちでな。産まれて直ぐに母親が子育てを拒否し
 朽木の関係者に養育されたのだ。私もジョンにミルクをやったことがある」
「はあ……」
「ジョンは北の国の生まれでな。こちらの気候が合わなくて、夏は辛そうだった。
 よく私の袖白雪で冷やしてやったものだよ……すまぬ、話が脱線した」
「いや、いいけど」
「そんなジョンもそろそろ年頃で、良い条件の縁談が舞い込んできたのだ。
 だが肝心のジョンに、全く協力性がみられなくてな」
「まあ、本人が乗り気じゃないなら気の毒だろ」
「見合い会場への搬送を拒み、怪我人まで出る始末だ」
「搬送って」
「そこでお前の力を借りたら良かろうと兄様が」
「うむ、よく来た恋次----------なんだその顔は」
「……いえ。嫌な予感しかしないだけです、隊長」
「私が六杖光牢でジョンを押さえる。ルキアは興奮するであろう奴を冷やし宥める役目だ。
 お前は卍解した蛇尾丸の口にジョンをくわえさせ、目的地まで運ぶのだ」
「ちょっ……!なんすかそれ!可哀想にもほどがある!」
「手加減は無用だ。下手な気遣いをすれば命を落とす」
「そんなに嫌がってるなら、無理強いしなくても!」
「仕方があるまい。繁殖期を考慮せねばならぬしな」
「繁殖期って」
「ルキア、恋次にきちんと説明したのか」
「そういえば紹介もまだでした。すまん、恋次。こちらにいるのが------
 北流魂街アニマル朽木ランドの人気者、ホッキョクグマのジョンだ」
「白いよ!大きいよ!」
「気が立っておるから油断するな。なんでも地上最強の肉食獣らしい」
「さらっと怖い事言わないでください、隊長!」
「では行くぞ、ルキア」
「はい、兄様!恋次もガブッといかれぬよう気をつけるのだぞ!」

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乙女の筋トレ

「よう白哉」
「病人が何をしに来た」
「今日はちょうど定期検査の日だからな。そこまで来たついでに、溜めてた書類を届けに…」
「遅い」
「すまん、ここんとこずっと寝込んでたもんで」
「兄(けい)がそれだから、ルキアにいらぬ負担がかかるのだ。
 執務室で兄が倒れる度に、介抱するのは誰であるかと」
「うん、朽木にはよくしてもらってるよ。倒れたとき机の角で頭を打たないように支えてくれたり
 そのまま布団までひきずっていってくれたり……」
「いざという時兄を運ぶ為に、なぜルキアが筋力増強に励まねばならぬのだ」
「ああそれでここんとこ毎日プロテイン飲んでるのかー」
「家でも高蛋白低カロリーな食事を計画的に摂取し、毎晩自主練習に余念がない。
 ルキアの腕が、ここにいる体力馬鹿の野良犬のようになったらどうしてくれる」
「体力馬鹿ってひでえっすよ、隊長……」
「ほう、野良犬は否定せぬのだな。自覚しているのか。
 それと今お前は『ルキアの腹筋が六つに割れたらどうしよう』と考えたであろう」
「かっ…考えてません!ルキアの……腹とか、本当に想像してませんから!」
「心配性だな、白哉は!大丈夫、朽木の腹はまだ割れてないって」
「……なんでわかるんすか、浮竹隊長」
「私に分かるようによく説明してもらおうか」
「だって俺の背中を流してくれる時の水着、ビキニだから……
 悪い、卯の花から天挺空羅で呼び出しだ。ちょっと四番隊に戻るよ」

「……隊長」
「なんだ恋次」
「俺、あとで十三番隊に」
「何を考えている。仮にも隊長格を相手に、素手で殴り込むつもりか。
 最初から卍解で行くぞ」

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